発煙筒の期限切れていても問題ない
業者に車検を出して、発煙筒の期限が切れていると交換されます。
ところが本当のところは、切れていても関係ない、ようです。
ユーザー車検ではあっさりスルーです。
ディーラー車検でも、本来良いはずなのですが、交換されます。
指定工場
ユーザー車検や、車検代行では運輸局に持ち込みますので
ついてさえいればスルーなのですが、
指定工場だとそうは行かないようです。
指定工場の監査のときに「期限切れの発煙筒は変えるように」という指導が入るらしいです。
発煙筒の期限が切れていると車検が通らなのではなく、
監査のときにうるさく言われた、または、うるさく言われちゃうから
新品に交換する、と言うのが本当のところのようです。
保安基準
保安基準には
「基準に適合する非常信号用具を備え付けろ」と記載されています。
この「基準に適合」の解釈の問題ですね。
基準の1つとしてJIS規格があります。
JISの基準を満たせば、保安基準も満たす信号用具と認められますよね。
JISで定められた有効期限は4年です。
なので、4年経過したら基準を満たしていない、と取ることもできます。
指定工場
→満たしていると確認できないので、合格とは出せない
陸運支局
→満たしていないと言いきれないので、不合格は出せない
となってしまっているみたいです。
指定工場の検査員は自分の資格をかけてまで、危ない橋を渡る意味は無いというわけです。
交換すれば何も問題ないわけですから、交換するのが筋というわけですね。
翻って、運輸局の職員は気楽なものといったら言い方悪いですけど、自分たちが法律みたいなもんですから合格を出しやすそうです。
ですから、指定工場に「期限切れでも通るはずだ」と追求するのは酷なような気がしますね。
対策
対策としては、
どうしても変えたくないならユーザー車検を
ということになるでしょうか。
または、LED式の発煙筒にしてしまえば交換しなくても良くなりますので、
これも一つの手ですね。
Amazonでは1000円ぐらいになってしまいますが、
イエローハットで700円ぐらいであったような気がしますので、
店舗で買ったほうが安いかもしれませんね。
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