日産の完成検査問題 – 完全に合法な会社なんてないのかも
日産の自動車製造ラインで、完成検査を無資格の人員がやってたことで問題になりました。
日産社長が語った不正検査を正せなかった理由
「習慣化したものは簡単には直らない」http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/122200045/102000180/
時系列ではこのような感じです。
9月18日 国土交通省の立ち入り検査にて、無資格の作業者(以下、無資格者)が車両の完成検査を行っていた事が発覚。
9月20日 再発防止策を講じ、不正検査を是正
10月2日 「再発防止策を講じ、不正検査を是正」したことを発表
このあとも4工場で不正検査を続ける
- 日産車体の湘南工場 (国土交通省の立ち入り検査を受けた後も継続)
- 日産自動車の追浜工場
- 日産自動車の栃木工場
- 日産自動車九州
嘘をついたということはないと思いますが、
社員同士がコミュニケーションを取れていたかと言われれば、否、ということは間違いないでしょう。
会社に属すると違法行為を目のあたりにすることがある
企業に実際に努めてみると、慣例的になってしまった違法行為を目にすることはよくあることだろうとおもいます。
ふと思いついたのは検事の暴力問題とかですかね。はたまた、証拠の捏造。証拠の無断廃棄。出てくる出てくる。
日産だけに限らず、こういうのは溢れているだろうとおもいます。
そんなことを言っているうちにスバルも・・・。やはり、ですね。他の会社はバレないようにあたふたしているかもしれませんね。
多分、自動車工場というと請負労働者(通称協力会社)をたくさん抱えていることでしょう。
実はこの請負労働者には社員は指示を出せないのです。
しかし、支持をしてしまっているのが慣例です。受ける方も、仕事しづらいので受けてしまいます。
でも、このようにしたいのなら、直接雇用するか派遣労働者でないと違法となります。
なぜ請負か?というと単に安いからです。ハケンよりもずっと安いんですよ。無許可で経営できますし。
おそらくこの違法状態はすべての工場で存在すると睨んでいます。
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