値引きしない戦略とリフレ派は、にてる。
車屋がよく取る戦略として「値引きしない戦略」があります。
まあ、もともと、値引き戦略があったわけですが、
いっそその値引きをやめて販売台数が減ったとしても利益が上がればいいか、と考えるわけです。
初の値引きしない戦略
1代目のいすゞジェミニは姉に譲ってもらった車でしたので、自分では買っていません。
なので、2代目のVitsが初の車購入となります。
そのときのネッツの戦略が「もう値引きしない」でした。
私は真に受け、
- ジェミニの査定費用
- ジェミニの廃車処理費用
- 納車費用
すべて馬鹿正直に払いました。
とくに査定費用はひどくて、買った客からだけ徴収します。
通常はサービスしてくれるものですが、件の「値引きしない戦略」の一旦として「ぼったくれるとことはぼったくる」という考えのもとぼられました。
月刊自家用車のX氏の記事は大げさにしても査定費用をそのまま支払う客なんて相当間抜けです。
今後は値引きをしないんだから、、、自分の心に言い聞かせました。
しかし、御存知の通りネッツトヨタはあっさりその約束を反故にし、ふつうに値引きを再開しました。
クソッ!
15年越しに戦略をパクるマツダ
DEデミオを2014年に買いましたが、末期だったため、値引きがすごかったです。
夢にまで見た自動車の値引き営業です 笑
ところが、その後のDJデミオの値上がりがエグいです。
定価も上昇し、更に件の「値引きしない戦略」で、同じ車格の車が60万くらい上昇しました。
滑り出しこそ順調だったものの、やはり曲がり角に来てしまいました。
じゃあ、値引きを再開する?
でもそれって、定価近くの金額で買ったお客への裏切りですよね。
現に私はトヨタの車は二度と買わないでしょうし。
リフレ派と一緒?
値上げすれば諦めて買うだろう、という考え方がリフレ派で、値引きしない戦略はリフレ派と言えると思います。
しかしこの考え方はある視点が徹底的にかけています。
- 購入を諦めちゃう人たち
です。現に私も、次は諦めるしか無いだろう、と考えています。
景気が良いというのは、ある意味消費者がバカだということですので、
どんどん消費者が賢くなっている今、リフレ派の言うことは微妙だと思います。
物の値段が上がれば利益が増えるのならどんどん値上げすれば済む話です。
結局はリフレ派も半信半疑なのです。
「人生は思い通りにならない」は私の持論ですが、
こうなるだろう、と思った瞬間にそうはならない、ということです。
今後、マツダは値引き戦略を復活するのでしょうか・・・。
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