電気自動車のウィークポイント
次は電気自動車だ、と言われながら殆どのメーカーが電気自動車を売っていません。
実験的に販売したメーカーも有りましたが、今でも普通に売っていてよく見かける車といえば日産リーフです。
リーフの悲劇
ソース元を失念してしまったので、思い出して書きます。
航続可能距離はカタログ値で250キロ、ということになっています。
営業はま、少なく見積もって200は行けるだろう、という営業をしていたそうです。
その購入者は毎日通勤に片道80キロ・往復160キロ運行できる必要がある方でした。
これだけ乗ると電気自動車にすればかなりの節約になります。
この方は営業の200キロを信じて買います。
ところが、フタを開けると200キロどころか150キロ以下しか走れない・・。
往復160キロですから、毎日行きか帰りかのどちらかの途中で充電しなければならなくなってしまいました。
その充電所も必ず空いているとは限らず相当なストレスになっていったそうです。
なるべく距離を伸ばすために極寒の中暖房もつけずに走っていたそうです。
この方はとうとう悲鳴を上げ、返品したいとディーラーに駆け込みました。
車を返品するなんて話を聞いたことがありませんが、事情を聞くと気の毒すぎますね。補助金は6年乗らないともらえないそうです。地獄ですね。
もちろんはじめは日産も難色を示したそうです。
が・・・なんと返品決定!きちんと返金されたそうです。奇跡ですね!
むしろ、そのくらい日産としても問題を感じたということでしょう。
ですが、その後もふつうにリーフは売っていましたよね・・・。
電気自動車の問題点は1にも2にも”電池問題”
バッテリーと言うのは経年変化が激しいデバイスです。
6年などとっても耐えられないと思います。一日数10キロしか運転しない人以外は。。。
いっときタクシーに採用されたこともありましたが、あっという間に電池が劣化して、航続距離がすぐに半分になったそうです。距離を走れないわけですから、タクシーとしては使いものにならないのに、まだ数年乗らないと補助金が出ないという地獄にハマったようです。使わないにしても保管場所の費用と自動車税はかかってしまいます。ふと登録を解除すれば自動車税はかからないかも・・・と思いましたが、その場合は廃車したことになって補助金は出ないかもしれませんね。
いま掲示板を見てみると、「いや、200は行ける」とか「私は260キロ行けた」みたいな書き込みがありました。
おそらく本当なのでしょう。
ふつうのガソリン車だって地域差・個人差は出ます。
それに、もちろん「エアコンはOFFが基本」だそうですよ。
この260キロ行けた方も、来年同じことを言うかは疑問ですよね。
バッテリーの1年後なんてまず間違いなく劣化が進んでいます。
リフレッシュを毎年タダでやってくれるくらいなことをしないと厳しいと思います。
そんなリーフも新型が
売れていない割に、初代は長い間売られていました。
とくにバッテリーについても革新的なことがないまま新型投入です。大丈夫なのでしょうか・・・。
今度はepowerのようにワンペダルになるそうです。そっちかあ??。
みんなが心配しているバッテリー問題をどうするのか、楽しみに発売を待ちましょう。
(何も対策がなかったらスゴイ 笑)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません